Katte

いわゆる「創作」から創意が抜け落ちると、只の「制作」となる。「創作」と「制作」は紙一重で、どんなにお膳立てが良くても、作る人間の構えひとつで「創作」は「制作」化してしまう。逆にどんなにしょうもない仕事に囲まれていても、その中に取り組む価値のある「創作」を見出すことは出来る。

環境として出来るだけそれぞれの創意を掬い取るような状況を作ることは出来るが、最終的には、その人それぞれの欲望であったり、発見能力であったり、根気であったり、に全てが託されている。そこに個人の欲望がなければ、どんなお膳立てをしても、何も始まらない。

今日、thaが9人になって、あーそろそろ組織なんだな。としみじみ実感した。とてもスキルの高い人も居れば、発展途上の人も、つい最近始めたばかりの人もいる。僕も含めてそれぞれがそれぞれなりに仕事を通じて自分のスキルを高めていければ、と思うが、一体それは何のスキルなのか。制作のスキルなのか、創作のスキルなのか。この薄皮一枚の隔たりだけは意識して欲しいと思う。

基本的な制作スキルは、社会に対するある種の責任として必要で、これが無いと周りの皆が困るので、何やかんやでぎゃーぎゃーダメ出しされたりしながら次第に進歩していく。ちゃんと皆とコミュニケーションとりながら真面目にやってりゃ、そのうち上手くなるさ、という種類のものだ。

が、創作スキルに関しては、これはいかんとも干渉しがたい。こればっかりはもう自分自身で勝手に挑戦してもらって、勝手に鍛えてもらうしかない。周りのサポート万全、お膳立てされまくったヌルい創作ほど寒いものはないので、基本、ほうっておくしかない。僕が出来るのは、どうか皆さん勝手に色々と挑戦しててください、と日々念じることぐらい。 まあでも、人の勝手だからな。

会社って難しい。

6 Comments

  1. owa says:

    もう9人ですかぁ。あっという間ですねぇ。以前は7、8人ぐらいが限界って話しをしてましたよね。w 懐かしい。

    Methodも中を覗いてみれば普通の会社でした。w でもいろいろ勉強になってます。また飲みながらあーだこーだ話せるのを楽しみにしてます。これからもおもしろい会社を創作し続けてください。:)

  2. Anonymous says:

    創作スキルの向上は、環境次第で向上しないものなのですかね?採用したのだという責任は結局会社が自分でケツをフケということなのですね。納得しました。

  3. メガネカンフー says:

    ただただ、感銘。
    すみません。勝手に尊敬しています。

    あ。ボクは、干渉してほしいタイプです。

  4. x says:

    二個↑の人へ
    お金もらって創作スキルの向上まで会社に委ねるなんて甘過ぎませんか?学校じゃないんだから、、

  5. od says:

    3個↑の人へ
    「創作」って人から教えてもらうものじゃなくて、個性と同じような感じで「自分で磨くしかない」ってことでは。

  6. AMD says:

    いやあ、素晴らしい!

    遅ればせながら、ウチの社員が会議にプリントを
    持参して来たので、全員で読み合せをしてしまいました。

    ただし「制作」のスキルも「真面目にやってりゃ身につく」
    ってワケじゃあない。
    そっちも身につけるには、かなり努力は必要だって事は
    付加させてもらいました。

    まあそちらは干渉ができますけどね。

    「創作」と「制作」の両輪で走りたいと思っています。

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